ハウスクリーニングをお願いすると、必ず水道を使用すると思いますが、ハウスクリーニングで使用する水道はどのくらいになるのでしょうか。
水道が通ってない場合、ハウスクリーニング作業を行う事は出来るのでしょうか。
ハウスクリーニングで電気ガス水道は必ず必要なのか
ハウスクリーニング業者のHPや契約書には
「電気、水道、ガス」をお借りしますと 断りの言葉が明記されています。
電気は、掃除機やポリッシャーなどの清掃道具を使用するのに必ず必要です。部屋のあかりがないと、ハウスクリーニングは、薄暗い部屋での作業になってしまいます。汚れを完璧に落とす事ができなくなります。
ガスは、お湯を使用して作業を進める事で、汚れを素早く落とす事ができます。ハウスクリーニングの作業時間を短縮できます。ひどい油汚れのものなどを、浸け置きするのに、温かい方が効果があります。
コンロなどの着火試験なども行う事ができます。
水道は洗剤を洗い流したり汚れを洗い流したりするのに必ず必要です。
電気・ガス・水道が使えないという理由でハウスクリーニングを断られる事があります。
ハウスクリーニング箇所によってはガスはなくとも何とか出来る場合がありますが、水道と電気は最低開通していなくてはいけません。
アパートなども必ず開通後にハウスクリーニングを行います。
退去する時は、水道やガスや電気は、退去当日に手続きをして止めるのが普通です。
ハウスクリーニングを、退去後すぐではなく、数日後に行う場合は、ハウスクリーニングを行う数日間だけ水道を再開しなければなりません。
再開の手続きは退去した後なので大家さんやオーナーさんの仕事になります。
ハウスクリーニングで使う水の量
水を使う量は、作業の内容でも変わってきますが、特に浴室などは、壁や天井のカビを洗浄するのに高圧洗浄機を使用する場合があります。
高圧洗浄機では、浴槽1杯分とかなり多めの水を使うこともありますが、カビなどをきちんと処理をして、綺麗に仕上げるためには、必要最低限の水の量と言えます。
また、エアコンクリーニングでも、エアコン内部に、洗剤成分を残さない為に、40リットル位の水を使用して洗い流す場合があります。
ベランダやバルコニーのクリーニングを行う場合も大量の水を使用します。
洗濯機を分解クリーニングする時は、流水を用いて汚れを落としていく為に、相当量使用します。
バケツなどに水を汲んで、部品などを浸け置きする場合もあります。
どこのハウスクリーニング業者でも、クリーニングの後に、洗剤の残留成分が残らないように、クリーニング箇所を最低3〜4回丁寧にすすぎます。
いくら、エコ洗剤を使用していて、体に害を与えないと言っていても、残留成分には気を使います。
ハウスクリーニングでは、場所によっては、ガスなどはなくとも何とか清掃ができますが、電気と水道がないと満足のいく清掃は不可能です。
ハウスクリーニングで、使う水道の量も気になってしまいますが、作業中は水を出しっぱなしにして、清掃を行う事はありません。
きちんと水を管理しながら、必要最小限の量を使用して綺麗にしていきます。ある程度の水を利用しないとスッキリした清掃ができません。