掃除・片付けの基本とはどのようなものでしょうか。
どのようなことに気を付け、どのような心もちで行うべきか「掃除」「片付け」に分けて例を挙げていきます。
掃除
掃除を行う上で、必要以上に綺麗にするということを目的とするのではなく、「汚れのない、ゼロの状態」を目的としましょう。
短時間で狭い範囲から徐々に始めることが大切です。
まずは、どのようにして掃除を行っていくべきか、3つ挙げます。
ゴールを決めて掃除をする
掃除を行う上で、状況や段階ごとにゴールを決めます。
「普段の生活の状態」「お客様を真苗く時の状態」など決めておくことで、スムーズに進めていくことができます。
テーマや目的を決めておく
「今日はキッチンの掃除をする」「リビングを片付ける」など、具体的にテーマや目的を決めて行います。
掃除を行った後の達成感も得やすいです。
小掃除を継続させる
一度にすべて掃除をするよりも、こまめにする方が、汚れもたまらず、、時間や労力をかけずに行うことができます。
なにかのついでに掃除をする、空いた時間に掃除をするなどこまめに行いましょう。
掃除道具の基本
掃除道具には様々な種類があります。
どこにどれを使うべきか迷うこともあるかと思います。
水にぬれる場所、油汚れのある場所など、汚れの性質によって道具を使い分けることが大切です。
- 掃除機…広い空間を占める床材やカーペットの掃除に便利です。
- ほうき・はたき…素材にも様々な種類があります。高い位置をはたき、低い位置をほうきで掃除をしましょう。
- ハンディモップ…ほうき、ぞうきん代わりに使用します。
- キッチンペーパー…清潔で、使い捨てをすることができるのが利点です。
- スポンジ…水や洗剤を含ませて使用します。水回りで使用します。
- メラニンスポンジ…水を含ませて使用します。汚れを削り取ることができます。
この他にも様々あります。使用の用途を考え、選ぶことが大事になります。
洗剤選びも大事になります。
油汚れや水あかなど、その性質を弱め、落としやすくする洗剤を選びます。
- 中性洗剤…軽い汚れに幅広く使えます。浴室をはじめ、住居の様々な場所で使うことができます。
- 弱アルカリ性・アルカリ性洗剤…主に酸性の油汚れをゆるめて落とすことができます。
- 弱酸性・酸性洗剤…主に石けんカスや水あか、尿石などの汚れを落とします。
- クレンザー…落としにくい、こびりつきや焦げ・錆汚れを削って落とすことができます。
しかし、混ぜてはいけない洗剤もあります。
混ぜて使うのではなく、成分が残っている状態で他の洗剤を続けて使用することも危険です。
必ず、十分に気を付けるようにしましょう。
片付け
片付けを行う際は、スペースに見合った分の量を収納します。
必要な時にすぐに取り出せる工夫をすることで、生活しやすくなります。
ためずに捨てる
物を捨てる基準は、それを使っている人たちにとって必要かそうでないかです。
必要ではないと感じたら、手放しましょう。
ストックを必要最小限にとどめることも片付けを行う上で大切です。
置き場所を決める
物の定位置を決めることは、必要だと思ったときにすぐに手が届くことを基準にします。
片付けを行う際はできるだけカテゴライズして収納します。
収納するスペースを決め、そこに入らなくなったら不要なものから処分していくようにします。
整理していないのに収納ケースを増やすのはNGです。