掛け軸は運気を呼び込んでくれる
風水で掛け軸は、絵画と同じような効果をもたらしてくれます。それは、運気を呼ぶ入口代わりになってくれるということです。窓と同じような効果とも考えられているので、窓の少ない場所にも運気を流してくれます。
運気を流してくれるというのはかなり風水で重要なポイントになるので、大切にしなければいけません。もちろん、汚れのある掛け軸は悪い運気を運んできてくれるので、いつでも清潔で美しい掛け軸にしておかなければいけません。湿気や、直射日光による色あせなどがあるため、手入れはきちんと行ってください。
今回は、そんな掛け軸の運気を上げるポイントやお手入れ方法をご紹介します。
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運気を上げるポイント
・和室との相乗効果が抜群
和室と掛け軸のイメージはとてもしやすいと思います。それだけ昔からなじまれているものになります。また、その2つが融合するとかなりの相乗効果を発揮し、運気を上昇させる最高の場所となります。
昔、和室には床の間が作られ、そこは神の宿る場所とされていました。それだけ神聖な場所に、縁起の良い絵が描かれていれば、良い運気は引き寄せられてきます。とても大切な空間なので、家を建てる際には和室を設け、さらに床の間をつくることをおすすめします。
・掛け軸に描かれているものに合わせて方角を選ぶ
掛け軸も様々な絵が描かれています。赤富士は、火のエネルギーをもつ南の方角に置きましょう。もしくは、火のエネルギーと相性の良い東の方角に飾りましょう。虎の場合は、体が金色に輝いているものが多いので西の方角がおすすめです。
・きちんと掛けておく
掛け軸は運気を出し入れするとても大切なものです。それを床に置いておくというのは、良い運気も寄り付かなくなってしまうので注意しましょう。きちんと掛けておくか、もしも現状欠けるところがないのならしっかりとしまっておいてください。
また、しまう場合も、一番良いのは霧箱などに入れておくのが一番です。さらに和紙などを一番上に巻いておくと、さらに湿気から守ることが出来ます。さらに、防虫剤などを一緒に入れておくのがベストです。
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風水で見る掛け軸のお手入れポイントは?
掛け軸は和紙で描かれたものがほとんどなので、湿気などにとても弱くなります。そのため、基本的なお手入れとしては、はたきなどでほこりを取ってあげるのが良いでしょう。
他にも、年に2度、少なくとも一度は虫干しをしましょう。乾燥している晴れた日に、直射日光の当たらない部屋で干してください。また、仕舞う時もあまり強く紐で縛らないようにしましょう。
また、掛け軸の紙に折れた跡がついてしまうとなかなか取れません。そうなってしまった場合は、無理に自分で処理をするのではなくプロである表具師に相談するようにしましょう。雨のシミなども、早ければ早いほど修理が簡単になるので、分かった時点で早く連絡してください。そして、カビが発生した場合でも修理は可能ですが、雨シミよりもずいぶんと修理価格が上がってしまうので、注意しましょう。
掛け軸はとても繊細であり、放置しておくと色落ちやシミ、カビなどの発生も考えられます。気を付けて扱うようにしてください。