家事えもんの時短掃除 カーペット、フローリング編
家事えもんと言えば時短掃除
家事えもんさんこと松橋周太呂さんと言えば『人生の「掃除の時間」をグッと縮めるすごい家事』の著者でもあります。掃除や料理の達人として次にブレイクしそうな方ですがご存知ですか?時短は家事をする人にとっては永遠のテーマ。今日は家事えもんさんの掃除方法をご紹介します。効率の良い手抜き掃除を学んでください。
家事えもん流 カーペット掃除
カーペットに落ちてしまったゴミ、髪の毛、ほこり、掃除機で吸っても全部取りきれたのか謎が残ると思います。我が家では掃除機がけにプラスして定期的に濡らして固く絞った雑巾で拭き掃除しているのですが、掃除機をかけたとは思えないほどのゴミや髪の毛、ほこりが取れます。たまにはお菓子のかけらなども出てきます。
雑巾でも確かに取れるのですが、家事えもんさんのカーペット掃除は雑巾よりもはるかに手軽でした。しかも本当にすごくゴミが取れます。用意していただきたいのはゴム手袋だけ。
ゴム手袋をつけた手でカーペットを擦るだけで驚くほどのゴミが取れてしまいます。雑巾で取った場合と比較するとまず取れるゴミの量が多いこと、準備が簡単なことに驚きました。しかし何より良いと思った点が、雑巾はどれだけ絞っても濡れているのでカーペットをゴシゴシするとカーペットが湿ってしまうのですが、ゴム手袋だとそんな心配がいらない点です。ゴム手袋とカーペットの摩擦で生まれる静電気を利用してゴミを吸い付かせているそうですが、これはとにかくお勧めです。
次にカーペットのシミの落とし方です。こぼれた汚れの成分がカーペットの繊維1本1本に入り込むためなかなか落としにくい汚れでもありますね。このシミを落とすために用意していただきたいのがセスキ炭酸ソーダと超吸水スポンジ、そしてブラシです。超吸収スポンジは100均でも取り扱いがあります。(100均ではPVA吸収クロスという名前でも売られています)
1.まずセスキ炭酸ソーダ水を作ります。セスキ炭酸ソーダ水は水100ccに対してセスキ炭酸ソーダ0.5gから1gを目安にして混ぜて作ってください。カーペットのシミの部分にセスキ炭酸ソーダ水をスプレーします。
2.スプレーしたところをブラシで擦ってなじませましょう。
3.なじませた部分に超吸水スポンジを3秒ほど押し当てます。これで汚れがスポンジにうつります。
家事えもん流 フローリング補修編
ウッドリフレッシュという商品をご存知ですか?通販やホームセンターで取り扱いがありますので興味のある方は探してみてください。
1.フローリングにできた傷にウッドリフレッシュ着色剤を塗ります。周りの床と同じ色になるまで塗り重ねてください。
2.ウッドリフレッシュ保護剤を塗ります。
これだけで傷がほとんど目立たなくなってしまいます。家事えもんさんといえば身近なもの、家にあるもの、100均で購入できるもので掃除やケアをしていくイメージが強かったのですが、こんなに便利なアイデア商品を使うこともあるんですね。少し意外でした。ちなみに100均で同じような商品を探してみたところ、補修テープや木材用補修パテなどの取り扱いはあったのですが、同じレベルの補修力を持つ商品は今のところないようでした。
フローリングは日頃のケアを大切に。カーペットは日頃のケアはもちろん、いざと言うときに備えてシミ抜きグッズを常備しておくことも大切ですね。皆さんもぜひ常備してください。